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とはいえ、実は会話は重要なんです。って話

更新日:2020年5月31日



Hair & Spa Kurcca(美容室クルッカ宇都宮)の床井です。

思った以上に、会話が嫌で美容室に行きたくないという方が多くてびっくりです。

 

こんな会話が嫌だ!

フィーリングの合う美容師だったらともかく、初めてでお互いの事をよく知らない状態で何時間も話かけられるのはストレスですよね。

「今日はいい天気ですよね。」

とか、、、

「お休みなんですか?」

とか、、、

「この後はどこかおでかけですか?」

とか、、、

フワーっとした雑談、、、

「いやいや、アナタには関係ないじゃん! だまって良いスタイル作ってくれればいいから!」

って思う気持ちも分かります。 

 

でも実は美容師はこう思っているんです。

せっかく来てくださったお客様に最高のスタイルをつくりたい。

美容師なら誰もがそう思うはず。

もちろん良いスタイルを作るには、お客様の好みやライフスタイルや行動などできるだけ色々なヒントを頂けると、よりそのお客様に似合うスタイルを作りやすくなります。

例えば

◆「良い天気ですね。」

お客様が緊張していたら言いたい事も言えないだろうから、緊張をほぐして話しやすい空気を作らなきゃ。

◆「今日はお休みなんですか?」

お客様のお仕事やライフスタイルが分かると、提案するスタイルも変わってきます。

もしかしたら学校の先生や、金融関係などあまり明るい色だと仕事に支障がでるお仕事かもしれません。 

ファッション関係のお客様などは、あまり硬すぎるスタイルでないほうが良い場合もあります。

髪の毛を縛る必要のある飲食店の方だったら、顔回りや襟足をセニングで取りすぎると縛りにくくなってしまうかもしれません。

それによってカットの仕方や、ヘアカラーのトーンやスタイリングの方法なども変わってきます。

ハッキリ聞けばいいと思う方もいるかもしれませんが、

初対面でいきなり「ご職業は?」と聞かれても嫌な人の方が多いのではないでしょうか?

◆「この後はどこかおでかけですか?」

最後のスタイリングの仕方なども変わってきますね。

「夜、友達と焼き肉なんですー。」

じゃあ、臭いが付きにくいように、オイルトリートメントをすこししっかり目に付けておこう。かもしれないし、

「近所で夕飯の食材買って帰ります」

そしたら、近所の奥様にも会うかもしれないし、あまり気合入れすぎないナチュラルなスタイリングにしよう。かもしれないし、

「もう帰るだけです。」

だったら、スタイリング剤は使わずに、トリートメント重視で洗わなくても良い仕上げにしよう。

なんて考えていたりします。

上の会話はよく「嫌だ」と言われるフレーズです。

他にもたくさんのありますが、様々な会話の中から、スタイルにつながるヒントを頂けるように頑張っているんです。

 

無理して話をしてくださいって話ではありません

「美容室の当たり障りないフワーっとした会話が嫌!」

「話しかけられるのが嫌で美容室に行きたくない!」

と思っていた方に向けて、

嫌でも話をしてください。という事が言いたいわけではなく、

美容師の会話は”より良いスタイルを提案するために、お客様との会話からヒントをもらおうと頑張っているるんです”と分かって頂ければ、美容室が嫌いの方も少しは減るかな、、、と。

美容室ってキレイになって前向きな気分になれる場所であるはずなので、美容師側の考えとお客様の考えのミスマッチがなくなれば嬉しいです。

 

次回↓↓


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