Hair&Spa Kurcca(美容室クルッカ宇都宮)の床井です。
以前、ブログでも「なぜ中学校・高校ではツーブロック禁止!?」という記事を書きました。
その記事が思いの外、反響があり、
「記事を読んで、床井さんってどんな人なんだろう?って思って来ました。」
なんてお客様もいらっしゃったりして、嬉しいですが驚いたりもしました。
でも、それだけ
なんでツーブロックはダメなんだろう?
って思ったりする方が多いって事なのかなぁ、、なんて思います。
(ちなみにツーブロックってこんな髪型です↓↓↓)
その後、
関係者に聞いても「校則だから」とか「ルールを守らせることを学ばせるため」など、
なかなかピンとくる答えも分からず、モンモンとしていたのですが、
この度
ついに、この謎が明らかになりました!!
(※謎の答えを見る前に以前のブログをどうぞ⇒なぜ中学校・高校ではツーブロック禁止!?)
そうです。
ツーブロックにすると、
事件や事故に巻き込まれやすくなるのです!!
いやいやいやいや、、、
んなワケあるかい!!、、、と。
もし、これが本当なら
ツーブロックが問題じゃなくて、
事件事故を起こす側が問題なのでは?
え? これで皆さん
「なるほどね~」
ってなるの?
ホントに!?
ならないでしょー。
私たち美容師は、お客様に危険な髪型を提案してる事になっちゃいます。
悲しい事です。
それに、、、
天皇陛下だって、ツーブロックだし、、、
タラちゃんだってツーブロックだし、、、
床井だってツーブロックです。
絶対危険じゃないと思うんだけどな~。
美容師としてのポジショントークになりますが、
「いやいや、床井、細かいなぁ。髪型くらい別にどっちだっていいじゃん」
って思う方もいらっしゃると思います。
「学生なんだから、チャラチャラしないで、勉強に集中しなさいよ」
っていう気持ちもあるかもしれません。
でも、
美容師としてこれだけは言いたい!!
髪型一つで人生は変わるんです。
くせ毛がコンプレックスで、梅雨の時期、学校に行きたくなくなっちゃう子供だっています。
子育て中に美容室に行けず、毎日ボサボサになっていく髪を見て憂鬱になってストレスを抱えるママもいます。
染めても、すぐに出てくる白髪が気になってしまい人に会うのが嫌になってしまう人だっています。
そういった悩みを持ったお客様が毎日たくさんいらっしゃいます。
コロナ禍で世界が沈んでいる今、マスクで顔の大半が隠れてしまい表情も分からない今だからこそ、
髪の存在はとても重要なパーソナリティだと思うのです。
だから、
美容師的には髪型は
どっちでもいい事では無いんです。
そして学生さんへ
この記事を読んで、
「そうだ! その通りだ! 髪型は自由でいいんだー! 校則なんて破っちゃえー!」
っていうのは、お子ちゃま過ぎます。
ルールはルールです。 守らなくてはいけません。
ルールが間違っている! 自分たちが正しいと思うのならば、
皆の意見をまとめて、生徒会なり署名運動なり、正規のルートで大人へ訴えて自分たちの自由を勝ち取るべきです。
自由には必ず責任がセットです。
それをしないのなら、決められたルールの中で文句を言わずに暮らすべきです。
そして大人たちに必要な事
私たち大人には、時代と共に変化していく柔軟さが必要なのではないでしょうか?
学校だって、会社だって、家庭だって、
いま、やっていることは本当に必要な事なのか?
これから時代はどう変化していくのか? 子供たちはどんな時代を生き、どんなスキルが必要なのか?
コロナで大きく変わっている会社もあれば、昔ながらのやり方から変える事ができず、
時代に取り残されてしまう会社もあります。
たしかに、
何かを変える時には、多くのエネルギーと強靭なメンタルが必要です。
必ず反対勢力もいますし、失敗やミスをすれば”ここぞ”とばかりに叩かれる事だってあると思います。
「昔からやってる事だし、ただでさえ普段の業務も忙しいんだから、さらに大変な仕事までやる余裕なんて無いよ。」と。 現状維持の方がはるかにラクです。
でも、みんな大好きウォルト・ディズニーはこう言っています。
なのに、大人たちは子供たちに
「失敗を恐れるな、チャレンジしろ」「君たちには無限の可能性がある」
なんて、言ったりします。
まずは
大人が率先して背中をみせなくては!
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