美容学生がサロン見学に来たので、逆にいろいろ聞いてみた。



美容学生(1年生)がサロン見学に来ました。

夏休みを使って、いくつかのサロンを見学にまわっているみたいです。まだ1年生なのに偉いですね。

自分もこんな時期があったなぁ。20年くらい前だけどw 

当時カリスマブーム全盛期だったころ原宿のサロンを30~40店舗ほど見学にまわって,いろいろ質問しまくっていたなぁ。美容師さんが眩しかったなぁ。

なんて思い出しながら、

ふと、

20年も経つと、選ぶ美容室の基準とか、なりたい美容師像とかきっとだいぶ変わってるだろうなぁ。と思い、

質問しに来た美容学生に、

「逆にいろいろ聞いてみました‼」

床井:たくさん美容室があると思うけど、どうしてクルッカに来たの?

学生:なんか大型サロンじゃなくて、個人店の方がいいかなって。あと何か雰囲気が良かったから。

床井:へー。ありがとう。なんで個人店の方がいいの?

学生:一度にたくさんのお客さんを接客というより、一人一人にしっかり向き合いたいと思うんです。

床井:なるほどねー。最近そういう傾向があるね。お客様も大型店じゃないほうが落ち着くという声が多い気がする。

床井:じゃあ、他に美容室に就職する時に選ぶ基準って何?

学生:福利厚生がしっかりしてるところが良いです。

床井:そうだよね。働く環境って大切だよね。今も将来も安心して働ける店がいいよね。

学生:いつも何時位に帰ってますか?

床井:20:00位には帰るかな。クルッカはルンバが掃除してくれるし、できるだけ営業時間にトレーニングをして早めに帰るようにしてるよ。友達や家族との時間も大切にしないとね。

床井:将来はどんな美容師になりたいの?

学生:いろんな世代の方に幅広く対応できる美容師になりたいです。

床井:大切なことだね。そうなる為にはどんな事が必要かな?

学生:コミュニケーション能力だと思います。

床井:おお。すごいね。 技術って言うかと思ってたのに、そこが出るとは。

、、、というような感じのやり取りでした。

やはり今の美容学生にとって

どういう労働環境で働くか?というのは選ぶ基準として大切みたいです。

ちなみに去年の調べだとこんなランキングも出ています。↓↓↓


休みの多さや金銭面の希望がかなりの割合を占めてますね。

なるほど、なるほど。

結構、衝撃的です。

20年目の私の就活時代とは、かなり大きく変わっているようですね。

私の時は、何はともあれ「上手くなりたい」が最優先でした。

面接の際に「休みはいりません。始発で出社して終電で帰るつもりです!」意気揚々と言ったのを覚えています。

、、、面接官が平然と

「うん。みんな終電で帰ってるよ(笑)」

と言われて唖然としました。マジか!と。

それが、今では「休み」と「給料」が優先か。

時代は変わったなぁ、、、と。

誤解を招くといけないので、先に私の意見を言っておくと、

私は

それを求めるのは当然だし、そうあるべき

だと思っています。

美容師という仕事は、一見華やかに見える業界ですが、裏では地道なトレーニングや勉強会、そして長時間の拘束時間。食事も不規則で睡眠も少ない。ボーナスや退職金なんて無くて当然。社保もなければ産休育休も無いところもまだまだ多い業界です。

残念ながら、今の美容業界は「やりがいの搾取」が当たり前になりがちです。

でも、そんな環境の中、みんな、自分たちが目指す夢に向かってキラキラしながら頑張っている業界です。

そんな頑張っている業界だからこそ、もっと労働環境が改善されるべきだと思うのです。

今の美容業界だと、労働環境の面から途中で続けられなくなり辞めていく人も多いのが現実。

それを

「あいつは根性がなかった」

の一言で片付けてしまってはいけないと思うのです。

技術職だからしょうがない? 自分の時もそうしてきたんだから??

いやいやいやいや、、、、と。

ぜったい変えなきゃダメでしょう?